内容説明
「金借り」どもを地獄へ蹴落とし、金の亡者と化して裏街道をまっしぐら。ヤクザ顔負けの荒っぽさと狡猾さで追いつめる、恐るべき闇の金融業界。その実態を赤裸々に描く驚愕のノンフィクション。
目次
第１章 悪党誕生
第２章 街金・闇金とは？
第３章 新米金貸しの攻防
第４章 腕に自信の弱小金貸し
第５章 客と弁護士と金貸し
第６章 金と命
第７章 晩秋の街金帝国
著者等紹介
市力［イチリキ］
１９６８年、東京都生まれ。バブル最後の年、二十歳で小切手担保融資専門の街金業に身を投じ、２０００年にグループが破綻するまで貸金業界に従事する。その後は建築業や飲食業などを経て、２００６年より執筆活動を開始。主にアンダーグラウンド系の雑誌にて、コラムやルポルタージュ、実録漫画原作などを数多く手がけている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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鬼山とんぼ
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ナニワ金融道などで金融の裏道の話はかなり広まっているけれど、素直な体験談はやはり面白くて参考になる。著者は粗暴だがそれなりに知性も人情もあり、変な表現だがワルなりの誠実さが窺える。さわやかな読後感があるのはそのせいだろう。読んでよかったと言いたい。また、より多くの人がまともな職業で暮らしていけるぐらい、景気が良くなってほしい。2016/10/27
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