内容説明
戦後の風景、文学を志した日々、回想の作家たち……。歳月とともに芳醇な香りを放つ人生の収穫期。感動のエッセイ。
目次
１ 人生の収穫（時の果実；戦後というシーン；アメリカの匂い；遠い思い出；文具との戯れ ほか）
２ 回想の作家たち（大岡昇平さんのこと―大岡昇平；幹と梢―篠田一士；時代の子、時代の作家―阿部昭；野間宏とその全体―野間宏；一握りの白い石―遠藤周作 ほか）
３ 読書のすすめ
著者等紹介
黒井千次［クロイセンジ］
１９３２年、東京生まれ。東京大学経済学部卒業。１９６９年『時間』で芸術選奨新人賞、８４年『群棲』で谷崎潤一郎賞、９５年『カーテンコール』で読売文学賞、２００１年『羽根と翼』で毎日芸術賞、０６年『一日 夢の棚』で野間文芸賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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桐葉
2
この作家の文章が好きです。品があって読みやすく，難しいことを言っていてもすっと心に入ってくるのは，文章の達人だからかもしれません。書評もよかったです。2017/02/05
