出版社内容情報
慶長20年、大坂夏の陣。古田織部の密命を受け、家康本陣目指し、女忍桔梗、駆ける。迎えうつ家康方・鳶丸、はばむ豊臣方・藤丸。宿命が織りなす三つ巴の忍びの闘い。
内容説明
慶長二十年、大坂の陣―。古田織部の密命を受け、家康本陣めざし、女忍桔梗、駆ける。迎えうつ家康方・鳶丸、はばむ豊臣方・藤丸。宿命が織りなす三つ巴の忍びの闘い。
著者等紹介
楠木誠一郎[クスノキセイイチロウ]
1960年、福岡県生まれ。作家。日本大学法学部を卒業後、歴史雑誌の編集者を経て、『十二階の柩』で作家デビュー。『名探偵夏目漱石の事件簿』で日本文芸家クラブ大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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チャーリー
2
古田織部のことをもう少し知りたくて読んでみたが、印象に残らない。女忍者の妖術とは何だったのか。それに引っ張られて最後まで読んでしまった。2014/08/24
nori
2
忍び同士の攻防や心理はおもしろかった。瞬時に次の行動を考え、相手がどう出るかを考え、考えると同時に行動する。時代物を読むとその思考回路や行動力にいつも感心させられる。昔の人って凄いなぁと。2010/07/09
わゆ
2
家康の首をかけての三つ巴の攻防戦。早々にそれぞれの関係性が分かっちゃうのがなぁ…。あっさり風味。2010/04/22
mitsuru1
2
いよいよ豊臣家が滅びようとする時、家康の命を狙う忍者と守る忍者三人の争いを中心に。これはヒドカッタ、時代劇好きでも読む必要なし。2010/04/07
桃の花
1
桔梗の得意技が分からずじまいでした。幻術にしたってあそこまで引っ張ったのならもう少し詳しく描写して欲しい。月経をからませた意味がわからんちん。暇つぶしで読んだ本だからいいけど。人にはお薦めしません。2010/07/28