酔いどれ山頭火―何を求める風の中ゆく

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  • サイズ B6判/ページ数 329p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309018881
  • NDC分類 911.36
  • Cコード C0023

出版社内容情報

放浪行乞しつつ自由律俳句と酒に生きた破滅型の禅僧、山頭火。著者自らその足跡を辿り、山頭火の謎と魅力にせまる渾身の書下し評伝!

内容説明

家を捨て、妻子を捨て、放浪行乞に身を置いた山頭火。著者自らその足跡をたどり、孤高の俳人の知られざる生涯にせまる渾身の書き下ろし評伝。

目次

不幸のはじまり
漂泊の旅へ
放浪行乞
三八九居
迷夢彷徨
川棚温泉の夏
其中庵
庵住の淀み
死への遙かなる旅
日中開戦
風来居
四国遍路
一草庵

著者等紹介

植田草介[ウエダソウスケ]
1939年東京生まれ。明治大学法学部卒業。丸紅商社マンとして、ニューヨーク及びハラーレに赴任する。81年、「ダイアン」で小説新潮新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2023/01/12

在我壷中

0
『私は此頃余り句が作れなくなりました。句が作れないと云うことは私にとって寧ろ喜ぶべき事実であります、私は漸く句を作る時代を通過して句を生む時代に踏み込んだのであります。私は上手に作られた句よりも下手に生まれた句を望みます。例え句は拙くとも自己の生命さえ籠もっていれば夫れだけで存在するに足りると信じて居ります、而してそういう句は中々出来ません』・・・この頃は未だ永い句が多く後に短律で完成する句とは遠い隔たりを感じる2015/02/23

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