内容説明
大人の男たちが憧れ続ける永遠のアイコン、ヘミングウェイの作品と人生を彩った名酒の数々をオキ・シローが語り尽くす、味わい深い一冊。
目次
哀しいマティーニ
ウィスキー・サワー
ミスター・ゴードン・ジン
冷たいラム熱いラム
本物のアブサン
黄色いジン・トニック
ジニー・フラスコ
朝のシャンパン
水割りフィーヌ
楽しいビール〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
38
酒豪で知られたアーネスト・ヘミングウェイの作品と酒に関する逸話を集めたエッセイ。イタリア、フランス、キューバを渡り歩き、生涯で4人の妻を持ち、マッチョでボヘミアンのイメージが強い大作家。実情はうつ病に苦しみ、最期は猟銃で自ら命を絶ってしまいますが、多くの小説と共に酒に対する美学を遺しました。「フローズン・ダイキリ」や「モヒート」は彼によって広く知られたカクテル。ハバナのフロリディータ、ベニスのハリーズ・バー、パリのホテル・リッツなど彼が愛したバーは【ヘミングウェイスタイル】を今の世に伝えています。2014/06/23
白河清風
16
松本隆作詞の「フローズン・ダイキリ」という曲に「ハバナでヘミングウェイが愛した酒」というフレーズが入っていたので、彼の酒好きさ加減を調べようとしてこの本に行き着きました。彼の行きつけのバーはパリのホテル・リッツ、ベニスのハリーズ・バー、キーウエストのフラッピー・ジョー、ハバナのフロリディータなどあり、どれも彼で有名です。フローズン・ダイキリはベースはライト・ラムで、ライム果汁やマラスキーノを加え、最後に氷を入れてミキサーにかけて完成です。シャーベット状のカクテルです。彼が世界に広めました。2021/06/21
Christena
9
ヘミングウェイが愛した酒やバーの話。小説の中に出てくる酒も紹介しているが、あまり作品を読んだことがないので、よく分からなかった。ヘミングウェイファンなら、もっと楽しめたかも。お酒が飲みたくなる本でした。2015/05/13
lovemys
4
ヘミングウェイを読むとお酒が飲みたくなる。学生の頃は、ヘミングウェイを読みながら色々なカクテルを飲んだなぁ。カクテルは、ほぼヘミングウェイから学んだ。この本を読んでいるとヘミングウェイがまた読みたくなる。本棚を漁って、大好きなヘミングウェイを読みながらカクテルで年越しでもしようかと思う。2020/12/30
takao
2
ふむ2024/12/18
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