目次
第1章 友だちってこんな関係!(関係いろいろ;私的な関係なんだ ほか)
第2章 友だち作り トレーニング編(準備運動;許容枠のストレッチ ほか)
第3章 超初心者むけ 自己チェック編(自分と友だちになろう;見方の基礎とトレーニング ほか)
第4章 友だち作り 実技編(初級;中級 ほか)
著者等紹介
中山千夏[ナカヤマチナツ]
作家。熊本県生まれ。6歳から演劇を始め、小学5年生の時『がめつい奴』(芸術座)に出演、「天才子役」として脚光を浴びる。以来、俳優、タレント、歌手、キャスター、作家として多くのファンを得た。70年代のウーマン・リブ運動に参画したあと、市民運動に取り組み、1980~86年参議院議員に。数多くのエッセイや評論、小説など作家として多彩に活動。小説では処女作『子役の時間』(月間最優秀海外フィクション賞受賞、イギリス)などで3期連続して直木賞にノミネート。エッセイ『妹たちへの手紙』、『からだノート』は、多くの読者を得てロングセラーとなった。近年、『どんなかんじかなあ』(絵・和田誠、日本絵本賞受賞)ほか絵本シリーズも好評。明快で軽快に語られるエッセイが共感を呼んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ホレイシア
4
最初に断っておこう、別に友達百人欲しいわけではない。むしろ「本当の友達というのは僥倖でしかできない」という佐藤亜紀氏の意見に共感する。先日、中山氏の講演会の記録をとらせていただいて興味を持ったので読んでみたが、いや、何とも能天気。「ウーマンリブ」世代のお方だから仕方がないが、ジェンダー感も古いしね。余計なお世話、の見本だった。2009/12/05
kana
2
これからの人間関係の手引きになりそう。「まず友達と呼んでみること。そこから目線が変わり、友達になれたりする」という経験が私にもあったので、ハッとしました。 相手の気持ちを思いやることも大事。けれど、勝手にマイナス思考になって距離を置いたりしてはいけない。拒絶を恐れず、自分の仲良くなりたいという気持ちを大切にすること。歩み寄る心を忘れないでいたいと思いました。 2014/03/28
みみみ
1
友だちの作り方よりも中山千夏さんの持論に目がいきました(面白かったですが)。これだけで友だちができるとは思いませんが、許容枠を広げる・意思伝達能力をあげるなどのポイントは個人的にためになりました。2014/03/05
もちもむ
1
友達っていいものだよ、こういうことに気をつけると良い友達を作りやすくなるよ、というような事を紹介している。2013/01/22
せいや
1
自分の魅力(長所でも専門でも)を把握しておく、自分のルールと違うことを許容する。むやみな公私混同をしない、人の振り見て我が振り直せ。「友だち作り」に活かすかは人それぞれだが、余分なストレスを軽減するには効果的な考え方が集められている。 「何でもマイナスの捉え方をするおしゃべり」は暗い人! これには目から鱗、深く納得。本人は楽しくても、聞かされるほうは苦痛なんですよね、確かに。2012/07/26