炎の如く―備前贋銀事件始末

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309018034
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

時は四代将軍家綱の時代、幕府転覆を謀る慶安・承応両事件の背後には、備前岡山藩主池田光政が信奉する熊沢蕃山の心学があるとにらみ、大老酒井忠勝と心学を否定する朱子学者林羅山は岡山藩のお家断絶を画策する。折からの飢饉で、窮乏する領民の中から、ご法度の贋銀造りに手をつける者が現れ、岡山藩の危機はさらに深刻化する。江戸と備前を舞台に火花散る、渾身の歴史巨編。

著者等紹介

酒井篤彦[サカイアツヒコ]
1946年(昭和21)岡山県に生まれる。県立高梁高校から東大法学部へ進学。卒業後、東京で弁護士となり、現在に至る。2005年に、備中松山藩の基礎を築いた水谷家と家臣の生き様を描いた『水のごとく』(新人物往来社)を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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助福猫2

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図借 20点2013/06/15

まふ

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池田少将新太郎光政の時代に起こった贋銀作り事件の顛末を書いた作品。弁護士浜田氏の第2番目作品である。題材は面白いが、少し言葉が足りない。ニュアンス、情緒が生まれない。何を書きたかったのかと思う。熊沢蕃山なのか贋金作りの勘三郎なのか、池田光政なのか、焦点がぼやけている。どうしても素人の域を超えられないということなのか。2007/03/01

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