内容説明
黒いラブラドール・レトリーバーのソニア。まるでもう１人、娘ができたかのようにかわいがるお父さん。ふたりはいつも一緒でした。毎日２時間の散歩は、雪が降っても、風が吹いても欠かしません。そんなある日、お父さんがガンで倒れてしまいました。闘病中も、ソニアを気遣うお父さんのために、家族は病室の窓から見える所まで、ソニアを連れてゆきます。窓越しに見つめ合うお父さんとソニア。そして数ヶ月後の夏ついに永遠の別れがやってきました。悲しみに暮れる家族とソニア。日を追うごとにやせてゆくソニア。そして黒くて美しい毛並みは真っ白になったのでした。テレビ、雑誌などで報道され、大きな話題を呼ぶ、奇跡の物語。
著者等紹介
葛西謦子［カサイケイコ］
２頭のラブラドール・リトリーバー（ソニアとジュリア）に悪戦苦闘しながらも、毎日明るく、元気に暮らす主婦。ソニア公式サイトのブログでも大人気な５０代女性代表
渕上サトリーノ［フチガミサトリーノ］
１９７０年３月生まれ。映像／デザインディレクター。海外での映像制作を経て、現在東京にて作家活動に入る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サルビア
12
白い犬が窓枠に顎を乗せて何処かを見ている表紙に惹かれて図書館で借りました。表紙の犬はソニアと言って前は黒いラブラドルレトリバーでした。飼い主が癌で亡くなった後に体だの色が徐々に白くなっていったのです。それは亡くなった飼い主を忘れられない悲しみからなのかりゆうは分かりません。でも、そうであって欲しいと思うのは犬と飼い主の深い絆を感じたからです。読むうちに涙が出てきました。2022/11/09
︎💓ひかる💓
4
子の犬！知ってる！前にあるテレビに出てたー。沢山の子を産んだんだネ。写真もタップリで良かった。私と一緒や！黒から白。私は男から女。神様が間違えたんだね😢名前が読めないカサイ…ケイコかキョウコ？2022/02/25
lab87
2
9月6日・・・昨年、16歳10日目で虹の橋を渡ったソニアちゃんの誕生日です。ソニアちゃんと遊んだ楽しかった場面を思い返しながら再読しました。生きていれば17歳か。 http://yellowlab87.blog72.fc2.com/blog-entry-857.html 2014/09/06
ぽち子
2
涙なしには読めない…ペットと人間の絆を考えさせられます2012/04/30
sattin
2
黒から白へ変わってしまった黒ラブの話。犬にもこんな感情があるのだなあ。2008/07/21
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- 和書
- 平手友梨奈考
