内容説明
「この世に一輪の白薔薇がある限り、人生は生きるに値する」多くの女性の共感を得て、読みつがれた熊井明子の名エッセイ、伝説の『私の部屋のポプリ』30年ぶりに復刻。
目次
春のポプリ(ポプリってなあに?;立春が近づくと ほか)
夏のポプリ(十七歳が二度ある人;青い実を沈めた玻璃の器 ほか)
秋のポプリ(貝殻に浮かぶナポリ;セシリアの石の薔薇 ほか)
冬のポプリ(手ぶくろは冬の花びら;心を秘めた胡桃 ほか)
著者等紹介
熊井明子[クマイアキコ]
長野県松本生まれ。信州大学教育学部(松本分校)修了。映画監督熊井啓と結婚。長年ポプリの研究につとめ、ハーブにも造詣が深い。エッセイ、講演、生きがいをみつけ暮らしを楽しくするためのトーク講座(朝日カルチャーセンター、玉川高島屋)などの活動を行っている。1999年、『シェイクスピアの香り』をはじめとする著作活動に対し、山本安英の会記念基金(委託者・木下順二氏/運営委員長・尾崎宏次氏)より、「シェイクスピアの魅力を新たな角度から探求した業績を評価して」、第7回山本安英賞を贈られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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