おとなの進路教室。

山田 ズーニー【著】

河出書房新社（2007/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 253p／高さ 19cm
• 商品コード 9784309017471
• NDC分類 914.6
• Cコード C0095

出版社内容情報

特効薬ではありません。でも、自分の考えを引き出すのによく効きます。
「ほぼ日」の大人気コラム、第４弾。意志のある選択が人生をつくる。「勉強？　それとも仕事？」「選択」「立脚点」など、心をつかみ揺さぶる大反響シリーズの最新ベストコラム集。

目次

第１章　正しい選択って何ですか？（意志ある選択が人生をつくる；希望のある日々；アイデンティティを組み換える　ほか）
第２章　働くってどういうことですか？（勉強？それとも仕事？；勉強なんてしないでください―勉強？それとも仕事？２；サービス――勉強？それとも仕事？３　ほか）
第３章　目標がないとだめですか？（いつかより強くなって；お金ではない何か；好きを掘り下げる力　ほか）

著者等紹介

山田ズーニー［ヤマダズーニー］
岡山県生まれ。１９８４年地元岡山でベネッセコーポレーション入社後、進研ゼミ小論文編集長として高校生の「考える力・書く力」の育成に尽力する。１９９５年、勤めていた部署が東京に移管になったため上京。２０００年志あって１６年近く勤めた会社を辞め、独立への道を模索し始める。同年５月『ほぼ日刊イトイ新聞』にコラム「おとなの小論文教室。」連載スタート。２００１年１１月それまでの文章教育の集大成とも言える『伝わる・揺さぶる！文章を書く』（ＰＨＰ新書）を出版。以降、執筆、講演、編集者・ライターの育成など、文章表現教育を幅広く行うようになる。２００３年『あなたの話はなぜ「通じない」のか』（筑摩書房）出版。活動を文章教育からコミュニケーションへと広げ、大学のコミュニケーション論、企業研修、就職活動中の若者のコミュニケーションサポート、全国各地でのワークショップなど、多数行うようになる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[ほっしー]

自分の考えを引き出すヒントが詰まった本。珍しくメモをとりながら読んだ。「意志ある選択が人生を作る」「ＷＡＮＴ、ＣＡＮ、ＭＵＳＴ」「やりたいことは人とのつながりの中に見つけていくしかない。人とつながりたいなら自分の中にあるものを出して表現するしかない」「お客さんを１人、目の前に浮かべてみて、その１人を歓ばす」「自分の関心を外へ」「お金に関しては採算ベース、生涯現役」「自分の感じた“好き”の中身を掘り下げる」「生きがいの組み換え」「自分はどこに立っているか（立脚点）」「なんだかわけがわからないけど面白い」

2018/02/09

[なつ]

昔読んだ、読んでいた事を、読んでいる最中に思い出して恥ずかしくなった。だって、その時も号泣しながら読んだはずなのに一度手にしていた事をすっかり忘れていたなんて…結果的に再読になった今回。いやはや、まさかもまさか。再度号泣。心中ダム見事決壊。一体何が今の自分にそんなに刺さったのか実のところ分からないのだけど(1回目読んだ際に思い描いていた夢や未来は全部叶っている訳だし)でも心は正直。『今』に満足していないということは明らか。『現状』のままでOKだと思っているなら涙なんか出ない。さぁ私、次に向かうのは何処？

2022/02/14

[pandakopanda]

図書館本。うわあ、なんだかチクチクする。テーマによっては、自分にいろいろ突き刺さる部分があってしんどくて、ちょっとずつしか読み進められなかったところも。著者の言う通り、特効薬ではないけど、自分の考えを引き出すのによく効く、まさにそんな感じ。うまく言えないけど、いろんな言葉が心に引っかかり、考えさせられる本でした。

2014/10/05

[かこりむ]

年越しで読了。歳はとっていても職業人として中途半端な自分にとっては、ずきずきと突き刺さる部分が多くて、なかなか読み進まなかった。この人の考え方、文章の書き方が好き。まだまだ消化不良なので、再読します。生ズーニーさんの講演など聴いてみたい。

2015/01/04

[GORIRA800]

29歳、ちょうど仕事に自身の選択に悩んでいた時なのでなかなか身にしみた 全然、今の自分とは関係ないようなきっかけの話題のはずなのに言ってることがかなりわかるしうなづいてしまう 色々な人生に対して共感できる答えを出せるって山田さんって何者？

2021/10/12