内容説明
『葉隠』は、ただ“武士の美学”を追求した書ではなく、人生と仕事の極意を教える“虎の巻”だ!この“鍋島論語”こそ、人間関係・仕事・自分自身…を磨く恰好の指南書―着実に、そして優しく生きるための「処世のツボどころ」がわかる。
目次
1章 迷いなく生きるための指針―誓いを立てる
2章 腹を据えて現実と向き合う覚悟―「今」を生きる
3章 逆境は心身を強くする好機―気を高める
4章 他者を受け入れ、自らを貫く―心を通わす
5章 成功は相手の手柄、失敗は自己の責任―人を育てる
6章 人を動かす「誠心誠意」の実践―作法を尊ぶ
著者等紹介
本田有明[ホンダアリアケ]
1952年、兵庫県神戸市生まれ。慶応義塾大学哲学科卒業後、社団法人日本能率協会に就職する。経営事業本部、情報開発本部などで部長職を務め、1996年に経営教育コンサルタントとして独立。能力開発、人事教育の分野でコンサルティング、講演、執筆活動に従事している。哲学、人生論に関する著作も多い
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yk-bnr32
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葉隠そのものに一貫性はないので、いいとこ取りで読めばいいと思う。「生き方に明快な答えを出す」とあるが、それは出版社のまやかしだ。あくまで参考であって、答えを出すのは当然自分自身だ。2012/06/27
Scott
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考えさせられる葉隠の教えがとても分かりやすく頭に入る。いくつか折り目を入れたので何回か再読したい。2012/05/06
takehiro
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原本を読んでみたくなった。2012/01/27
zemaitis
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葉隠と言う書を知っている人は少ないかもが、『武士道というは死ぬことと見つけたり』という言葉を知っている人は多いと思う。 この現代に残る歴史的な名著を佐賀藩の人が書いたと思うと、佐賀出身の僕としては鼻が高い。 そして何より佐賀鍋島藩の懐の深さが分かった。 考え方も勿論タメになることが多く、そして古典初心者の人でも読みやすい!(他にも4冊ほど読んだことあります) 己の器を広げたいならまずはこれがいいなと思った!2019/03/15