内容説明
21世紀になっても居場所がなかった作家の終わりなき戦い。伊勢、京都、八王子、高尾、雑司が谷、佐賀、金沢、故郷を出て転々、拾った猫のため、郊外に定住。文学賞五つ、著書三十四冊、ローン長年…超レア作品をふくむ待望の短編集。
著者等紹介
笙野頼子[ショウノヨリコ]
1956年三重県生まれ。立命館大学法学部卒業。81年、「極楽」で群像新人文学賞、91年、『なにもしてない』で野間文芸新人賞、94年、「二百回忌」で三島賞、「タイムスリップ・コンビナート」で芥川賞、2001年、『幽界森娘異聞』で泉鏡花賞を受賞
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感想・レビュー
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あつひめ
18
笙野さん初読み。何とも頭の中に浮かんだことをすべて紙の上にバラバラとこぼしてまとめあげたような作品。う~ん、きれいな言葉でいえば溢れてくる言葉を原稿用紙に殴り書きするとでもいうか。ほとんどが置いてきぼり状態だったけどメゲズニ最後まで読み切りました。何かに取りつかれるように片づけを始めるとか仕事に没頭するとか・・・そこの部分はよくわかります。そして、笙野さんは猫がとっても大事だと言うこともわかりました。もう少し、笙野さんを観察したいと思います。2011/07/02
野比玉子
10
図書館でタイトルに惹かれて借りたけど、何だかよくわからない話だった。フィクションと現実が入り乱れ、支離滅裂。この作家さんの経歴を見て納得。誤解されやすい人なんだろうな。後書きのモイラ事だけが一番読みやすい文章だった。捨て猫を拾って、その為だけに引っ越しされて育て上げたのは立派。2015/02/26
海星梨
3
最初の2編は面白かったけど、あとはちょっと……。調べたら、純文学=私小説っていう世界観の作家さんなのかな? 論争とか言われても部外者である現代の読者は何であるかわからんし……。そーゆー意味では時代を超えない小説を「文学」としていいのかわたしには疑問が残る。伏せ字にしてるとはいえ論敵をチンカスとかそれに準ずる言葉で呼んでるのも、なんかTwitterで男性を「オス」と呼んでる界隈を彷彿とさせて、思想強すぎて無理……ってなった。他人の飼い猫にも正直興味ないから結構苦痛な読書の分類に入る。2026/08/23
rinakko
3
再読。(めも 中篇「猫々妄者と怪」…土俗心理探求小説「金毘羅」を執筆中の八百木千本がラストシーンを書くための鼻血待ち中継。後書き モイラの事2019/10/28
rinakko
3
再読。2016/10/27




