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風変りな魚たちへの挽歌

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  • サイズ B6判/ページ数 199p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309015415
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

故郷という幻の町。漂流の果てに紡ぎ出された愛の形を清冽に描き出す感動の連作集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

117
風変りな魚たちへの挽歌、水の祭り、青に佇つ、帰郷の4部作。海、文学界、群像、書き下ろし。著者の出身と生年から、運河の街が氾濫したのが、伊勢湾台風だと分かる。登場人物が卒業したスペイン語科は南山大学だろうか。著者は津島の高校を出ているらしい。水郷地帯で、水の祭りがある。木曽川の向こうは岐阜県。R市は名古屋市だろう。金魚は弥富の名産。あとがきに、架空の街とある。2013/11/27

Eiko

6
何故、この作家に早く出会わなかったんだろう。理由は明白で、ホラーやミステリばっかり読んでるからだ。反省している。美しい話だった。よく理解できる。同じような時代を生きていたからかしらね。大きな事件があるわけでもなく、静かに話は進んでいく。四篇とも、繋がっているようでいてそうでもないような。あらこの人死んじゃったんじゃなかったっけと思うけど、違うお話なんだと納得する。根底に流れている望郷と孤独が心地よい。鬼籍に入られてしまったことは残念でたまらない。2020/08/02

星野

1
タイトルに惹かれて。魚をモチーフ、田舎(故郷)をテーマにした作品集。うーん、上手い。文章がまず綺麗だし、感受性がね。内容も、わかるような、ちょっと大人なような。表題作が一番好き。2009/08/23

kinaba

0
ゲンダイのザ・ジュンブンガクという空気だ。淡々と淡々と2012/09/05

わたし

0
とりあえず表題だけ。心地よい映画のようなお話だった。終わり方もよかった。2003年の本かー。本に直接関係はないんだけれど、2011年以降と以前という区切りが自分の中にあることは、いったいどういうことなんだろう。2019/01/06

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