内容説明
祖母と二人で暮した清水の街、祖父・梢風と鎌倉の家、突如明かされた実母の存在…。嘘と本当のはざまに揺れ動く複雑な生い立ちを冷徹に見据え、作家としての原点を描き切る感動の自伝的長篇。
著者等紹介
村松友視[ムラマツトモミ]
1940年、東京に生まれる。慶応大学文学部哲学科卒業。出版社勤務を経て、文筆活動に入る。1982年、『時代屋の女房』で第八七回直木賞、97年、『鎌倉のおばさん』で第二五回泉鏡花文学賞受賞
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