内容説明
日本近代文芸批評史に画期的な足跡を印した山本健吉の愛娘が、父の思い出を中心に綴る感動のエッセイ。幼い日の記憶から父の晩年にいたる、他人には窺い知れぬ“父”の横顔・挿話が、ユーモラスにまた切々と立ち現れる。
目次
父、山本健吉のこと
周作さんのこと
蝉しぐれ
K氏のベレー帽
わが友、ひろみ
「ショッピング」と「買い物」
花めぐり
新橋レンガ通り大橋医院
もんじゃ焼
戦場への旅―東京都硫黄島
著者等紹介
山本安見子[ヤマモトヤスミコ]
1942年、文芸評論家の山本健吉と俳人・石橋秀野の一人娘として東京で生まれる。本名・石橋安見。鴎友学園女子高校卒業。多忙病弱な父を助けるため秘書役をつとめる。著書に『走馬灯──父・山本健吉の思い出』(角川書店)がある
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