脳死移植―いまこそ考えるべきこと

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309013305
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0095

内容説明

ついに脳死による臓器移植がスタートした。街中に氾濫するドナーカード、山積する諸問題、本当にこのままでいいのか?!脳死移植第一例の混乱を経験した地元メディアが、自己批判をも込めて脳死移植実施例を検証したこの取材報告。「日本ジャーナリスト会議賞」受賞の渾身作。

目次

1 混乱の高知赤十字病院
2 脳死と判定す…
3 守られなかったプライバシー
4 “教訓”は生かされたか
5 「移植法」の危ういゆくえ
6 いまこそ考えるべきこと

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽんぽこ

3
25年前と古い本ですが、それでも脳死の問題点について現代でも通じることが書かれていました。脳死は本当に死なのか。脳死した家族の気持ちは現在きちんと慮っていられているか、考えさせられました。脳死下の臓器提供は、他人の死を待ち望む医療。現代の医療で臓器提供はなくてはならないものとなっていますが、本当に無条件に受け入れていいものなのか、ドナーとなることは本当に賛美されるべきことなのか。今一度考えるべきなのかもしれません。2025/02/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1854509
  • ご注意事項

最近チェックした商品