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内容説明
あのゾマホンさんの素顔、大きな夢、そして、本当に日本人に伝えたいこと。
目次
1 ゾマホンってどんなヒト?(ベナンって、どこにあるの?;少年ゾマホン)
対談 テリー伊藤VSゾマホン―テリー、ゾマホン、どっちが変?
2 人生は甘くない(ゾマホン苦学する;ゾマホンの日本生活)
3 ここがヘンだよ日本人(ここが好きだよ、日本人;ゾマホンの夢)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジェンダー
58
出た当時中学くらいでこの本を読んでました。今改めて読むとその当時とはまた違った感想な気がする。ベナンという国はこの本で知りました。お昼ご飯や水に苦労しているのを初めて知りました。勉強の工夫の仕方で変わるんだと改めて感じました。中国、日本と国の違いの描かれてすごいと思いました。リアルに描かれているからこそ良いのかと思いました。ベナンから中国。中国から日本と当時と変わってるかどうかはわからないけど留学するにはどうしたら良いか書かれていて日本に来る留学生の苦労を感じました。2015/01/16
真香@ゆるゆるペース
46
昔知人に貸して頂いて読んだ本なので、覚え書きですが。ベナンという国は恥ずかしながらそれまで知らなくて、アフリカに対しても間違ったイメージを持っていたので、この本を読んで概念が覆りました。ベナン人のゾマホンさんが日本に対しておかしいって主張していることは、極端では?と感じた部分も無きにしも非ずだったけど、多くは真っ当なものばかりで反省的な気持ちに… ゾマホンさん、今も元気にしていたら良いな。
スー
17
ゾマホン舐めてました。彼はフランス語英語中国語日本語そして母国ベナンで使われる3の言葉を使える人でアルバイトをしながら勉強し中国に留学して日本にやって来ました。日本人のアフリカへの無知と日本の良い所悪い所を語り日本人に活を入れてくれる本です。ベナンはフランスに植民地にされたので彼の欧米への評価は厳しいく日本人が欧米化されている事に警告しています。そして日本のアフリカの知識は間違っている、全て欧米を通した情報で騙されている。アフリカはいまだに欧米から自由ではなく支配されていて気に入らないと内戦を起こされる。2018/03/11
魚京童!
14
ベナンのためにお金を捧げずに申し訳ない。共有するくらいしかできない。でも全世界の人を助けることはできないから、私は私のできることしかやらない。みんなで貧者になることもできるけど、一人で大勝ちもできる世界をみんなで選んだ。私もその一人だ。しょうがないよね。夢を見よう。未来はもっと素晴らしい。私財を投げうって助けられる世界より、大金持ちが租税回避で設立する財団のほうが助けている。どうなんだろうね。一人ができることは小さい。大きい人もいる。できることをやればいいと思う。私は今、世界を救う余裕がない。興味もない。2020/03/06
Willie the Wildcat
10
ベナン出身のゾマホンさんの自伝、日本観。「人生は甘くない」という父親の教えを体現している。親日家であるが、その分提言も忘れない。「日本は銃ではなく言葉や”行動様式”で人を殺す」は心に突き刺さる。また、自身のアフリカ(ベナン含)の知識の低さを再認識もした。例えば、ルワンダのフツ族・ツチ族の紛争のルーツである。ゾマホンさんの夢が達成されることを心から願う。2011/08/27