内容説明
広場からみたイギリス文学。ディケンズをはじめ多くの作家が舞台にえらんだコヴェント・ガーデンの歴史とその魅力のすべて。旅する人に贈る決定版ガイド、写真図版多数収録。
目次
１ ピープスとイーヴリン
２ ゲイ、フィールディング、ボズウェル
３ コヴェント・ガーデン―十九世紀
４ コヴェント・ガーデン、虚構の場から普遍の場へ
５ コヴェント・ガーデンの今
６ ジングルにせかされて
７ 広場の大道具
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hirouch
6
写真や動画で記録が残っているわけではない広場の変遷を、何とか文学作品の中での役割などを通じて浮かび上がらせようする試みですね。文学を通しての説明はまあまあ楽しめたのかと思いますが、第5章以降の現代のコヴェント・ガーデン案内は、正直出版が1999年と古いこともあり現代について書かれたとは言えず、流し読みしました。2021/08/19
