内容説明
24歳で夭逝した天才将軍の出生の秘密と死の謎。絶頂期を迎えた前漢七代・武帝の治世の風俗生態、権謀術策を二千百年の時空を超えて現代に甦らせた、サスペンスと詩心あふれる長篇傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
酔うた
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若くて伸び盛りの時と、死の影がちらつくような晩年と、その対比がせつないばかり。2014/01/17
hinata
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上巻についで読みましたが、時間をかけてゆっくりと読めばよいのですが図書館で借りてるので期日が迫ってくるし、重要なところだけ拾い読みをしたという感じです。、霍去病は突然死ではなかったようです。『史記』では、ある日突然倒れたとあったので、さぞ心残りがあったろうと思っていたのですが、やる気を無くしてしまったように徐々に命の火が消えていったみたいです。2013/01/12
博多通りもん
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前巻からずっとシリアスというかなるべく史実に沿った描写が続いていたのに最後急にドッタンバッタンの新喜劇みたいなラストで凄まじい違和感あった。まぁでも全体的に面白く読めました。北方史記と比較しながら読むと尚おもしろいかも。あと薬屋のひとりごとはこれにヒント得たのかなと勝手に思ったり2025/03/13