内容説明
心をひらくと世界のあらゆる場所で猫は語りかけてくる。23カ国42地域の街や村で生活している猫の生き生きした本当の表情を撮りつづけた写真家と、国境を越えてネコ語を自在に理解する作家が定着した、可憐な猫のメッセージ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
樹999
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世界中で著者が見かけた?美猫の写真がたくさん。猫が語った(とされる)文章はちょっと無理やり感があるが、お国柄があらわれていたりしてクスッと笑えるところもあった。2014/05/25
Ms.H
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世界の猫のポートレートに、安部譲二がその猫が語っているであろうことを文章にした作品。斜に構えた文が多いが、猫はそんなものだろう。安部譲二節にマッチしている。1995年に出版されたものたがら、被写体になった猫のほとんどは虹の橋を渡ってしまっただろう…安部譲二さんも、最近お見かけしない。 2012/09/26