内容説明
亡夫(東君平)の遺志を継いだ妻は、夢に向かって走り、八ヶ岳山麓に念願の美術館を実現。世間知らずの懸命な姿に、あたたかい周囲の人々。何よりも花を愛する筆者が、土作りの合間にペンを持ち「くんぺい童話館」の昨日・今日・明日を描く。
目次
夢に向かって走る
赤いファミリアに気をつけろ
篠原の人々
庭作り
フジコと桃太郎
ふれあい、いろいろ
春夏秋冬
ただいま、冬眠中
応援してくれる人々
そして、これから
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エディン
10
図書館で偶然見つけた本。東君平氏が46歳という若さで突然亡くなり、妻英子さんが失意の中、かつて君平氏と購入していた山梨の土地にくんぺい童話館建てた。手作り感が伝わってくる童話館に機会があれば行ってみたい。20年も前の本であるが、朝日新聞の朝刊でおはよう童話を読んでいたのを思い出す。君平さんの白と黒の単純な絵、ちょっとしたオチがあるかわいい物語。久しぶりにくんぺい童話に触れてみたい気がする。2016/08/01
書の旅人
10
君平さんとの出会いは、もう25年くらい前…。当時知り合った人の影響で購読していた“詩とメルヘン”での連載だった。その後はジャンルも広がり、君平さんの本とは離れてしまっていた。再び兆しが表れたのは、英子さんのこの本に出会った時。懐かしく思いながら読み進めるうち、また君平さんの本とも出会いがあり、童話館へも訪れようと思う。夢の実現に向けて、いろいろ参考にさせてもらっちゃおう♪2016/06/30
たいよう
1
子どもが小さかった10年以上前に行きました。自分は眠くなりましたが、ほんわかしていい雰囲気の場所でした。2014/03/16
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- 和書
- 凡者の合奏