学芸記者「哲」セレクション―文学と音楽のあいだ

学芸記者「哲」セレクション―文学と音楽のあいだ

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  • サイズ B6判/ページ数 351p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309009247
  • NDC分類 904
  • Cコード C0095

内容説明

昨年夏、惜しまれつつ逝った朝日新聞の名学芸記者の、文学から映画・演劇・音楽、さらに世界と日本の境界を越えたオールラウンドな業績を精選。際立ったセンスと文章力が織りあげた、変貌する現代文化四半世紀の年代誌。

目次

黛哲郎君の人柄
ディーセントな人
1 文学 1970~1993(太初に言あり―混乱している言葉に美と生命をふきこむために;ドイツにおける日本文学の紹介;フランスにおける日本文学;フランスに見る日本文学の国際化;文学はどこへ;現代文学史へのいざない―「川端康成展」によせて;ジャン・コクトーと渋沢龍彦;三島由紀夫の死 ほか)
2 映画 1978~1991(1978年の日本映画;邦画―ピークから20年;最近の映画さしあたり;なぜつまらない日本映画―佐藤忠男、松本俊夫、岡田晋ほか編『新映画事典』;トリュフォー会見記―「緑色の部屋」;乱反射の映像美―「アメリカの伯父さん」;赤い公爵 ほか)
3 演劇と音楽のあいだ 1969~1993(神と人とのあいだ―今秋の新劇公演二つ;ベケットとサルトル―仏演劇界の話題;偽善と偽悪をまぬかれて―ベジャールと20世紀バレエ団の魅力;日仏文化サミット’85;フラメンコを超える〈現代の踊り〉;断章―山崎正和氏の劇作によせて;芥川比呂志氏の七回忌に;ジョルジュ・ドンをめぐる幻想 ほか)
黛哲郎略年譜
黛さんとの日々
「学芸部の時代」―黛哲郎小論
文芸記者黛哲郎さん
しなやかな越境者

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