内容説明
屋島の戦いで突如歴史の表舞台に登場し、扇の的を射落とした若武者は一体何者なのか?鬼才・谷恒生がはじめて謎の天才児の生涯に迫る渾身の歴史大作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
slowbird
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源平合戦、屋島の戦いで、この扇を射抜いてみよ、という誘いに進み出て、船の上に揺れる的を馬上から見事射抜いたのが那須与一。その弓術と馬術によって、軍事の天才義経の戦歴にリアリティをもたらす存在だ。那須の山地、那珂川の流域で、馬を育て、猟に暮らす人々の暮らしの中で生まれ育った男が義経と巡り合う運命によって、歴史が生まれる。 源義経には伝説の部分が多いわけで、付き従う那須与一もその伝説を受け継がなくてはならないが、那須在住の谷恒生の地元愛によって、彼ら一族は生き生きと描き出され、新しい歴史に説得力を与えている。2026/04/27
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