内容説明
鋭い問題意識をもって独自の方法論を確乎として展開し、古典世界と現代世界の瞠目すべき解釈を縦横に記した初の超辛口エッセイ集。
目次
第1章 本文解釈学断章(学問と人生;卒業論文を書くことの重大な意味;問題意識あってこその古典解釈 ほか)
第2章 本文解釈余滴(聞かぬは一生の恥;苦言・妄語;相撲節会と大相撲 ほか)
第3章 古典の世界(科学か迷信か;なかだち;右近の尉の存在 ほか)
第4章 古筆と書志(『平仲物語』;無題;私家版について ほか)
第5章 如是我観(大学教師が出席をとることの意義;クジ引き入試十徳;私の内憂外患 ほか)