禅と日本人

禅と日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784309005409
  • NDC分類 188.8
  • Cコード C0095

内容説明

日本人の心と文化を仏教思想とのかかわりの中に読み解く、独創的日本人=日本文化論。

目次

名僧との出逢い
一遍上人から道元禅師へ―天台本覚論をめぐって
旅の思索者―一遍上人
誓願寺の周辺―一遍上人とばさら大名京極道誉
西行から一遍へ―吉野・熊野より
日本人と禅
禅の風景
禅と茶の湯
茶の湯と座の思想
座の思想について―歌あわせ物あわせと茶
なぜ、いま、マンダラなのか
神護寺の影
私の名僧図十選
自分と出逢う
言葉とともに
雪月花・花鳥風月
良寛の素朴と寡黙
寺泊にて
わたしと芭蕉
赤城山柴雲洞の尼僧
川の傍にて―矢田部六人衆殉教碑
即身の山
妙好人について

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

デビっちん

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旅とは何か新しい風物を見出すことではない。旅を、もし発見というのなら、日常生活のなかで見失っていた自分を取り戻すこと。人は、自分の中に埋没しやすい。そんな自分を切って捨てるとき、人は本当の自分に出会う。旅の魅力とは、日ごろ見失われている真実の自分に出会うのではないか?と筆者は述べている。旅の他に、「茶の湯」と「座」の話が興味深かった。日本的センスの特質、わび、さび、とは、引き算をして美しさを求める。木彫り、音楽、座敷。日本は、引き算することで趣を出していることに妙に納得。2014/05/22

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