内容説明
生きている私、歌を作る私、その私を見ている私、日記の中の私。それらは、クローバーの葉の一枚一枚のように、それぞれの顔をしていながらとても自然につながっている。聴こえますか?等身大のメッセージ。初のエッセイ集。
目次
幸せすぎて
短歌は私の「彼」
「今」の言葉で「今」の感覚を
愛の消印
林あまりと私
生きることとうたうこと
『中島みゆき全歌集』に思う
アサヒビールのような歌
ゴールデンウイーク
夏の予感
少年の指定席
俵万智
中国紀行 朝市と夕涼み
修学旅行いまむかし
先生も一人の女の人なんだ
古人もすなる歌日記〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
田中寛一
21
俵万智さんの短歌とともにいろいろ綴られていてる。逆上がりもできない運動音痴で他教科の勉強ができていたので体育も怠けずやれと教師に言われても本気でやってもできない辛さは、教師になってから生かされたのでしょうね。サラダ記念日がヒットした頃の教員生活が大変だったことがうかがわれた。短歌だけでなくこういうエッセイなどで作者の思いに少しでも近づけることができてよかった。多くの部分を楽しく読めた。2015/04/09
まこ
0
もっと作品が載った本かと思ったので少し残念でした。 短歌は短い言葉で気持ちを表すので、言葉を選ぶんですけど、やっぱり感性だなぁと思います。(^^)2017/03/07
季子
0
図書館本。2015/11/04