内容説明
あわい秋の気配にゆれる僕とレイコ…大切な何かがつかまえられそうな気がして…16歳の出会いを描く“She’s Rain”のプレ・ストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
河内 タッキー
8
やはりこの空気感がそう感じさせるのだろう。前作同様、小説の中の高校生活は自分とは全く違うのだが、それでいて自分もこんな高校生活だったかもしれないと錯覚してしまう。2021/11/02
ワーニャ
2
親戚の本棚よりたまたま発見。そこかしこに漂う80年代の雰囲気が、いつか体験した遠い秋のようで素敵だった。(私は世代ではないのですが) ちょっと背伸びした洗練された主人公は、村上春樹の本に出てきそうだ。他の作品も読んでみたくなった。2023/07/01
可不可
1
具体的なことを徹底的に省いて〝詩〟に限りなく接近した小説。あえてカテゴライズするなら、淡い青春小説ということになるだろう。■もうぼくは老人で、この、どこか幼い小説をツツこう(批判しよう)と思いたくもなるのだけど、そんなことより、ぼくが体験できなかった青春が描かれていて、なんとも言えない感情が湧き上がる。■この『アーリィ・オータム』では、ユーイチとレイコは16歳だが、二人は『シーズ・レイン』では17歳になる。すでに、ぼくは25年前に『シーズ・レイン』を読んでいるんだけど、再読することにしよう。2025/12/29




