内容説明
男も女も酔い痴れ、発情し、狂い泣いた、あの時あの場所―３０年の歳月を経て見出される、青春の真実！ファン待望の自伝的連作
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
henry_IIII
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20110414～0415 再読。初めて読んだのは確か高校生のころ。父がとてもほめていた小説で、でも私は当時もいまもよくわからないままか…と思いながら読み、今回は少し感じるものがあったように思う。巴里館はまるで見世物小屋のように暗くて、それでいてどぎついみたいで。みんなタフだよなあ、と。貪欲さ浅ましさ醜悪さ（というように私にはうつるものもの）もここまでくると振り切れる。何が素晴らしいと言って『赤羽モンマルトル』というタイトル。かき立てられるものがある。赤羽。2011/04/15
