映画道中無我夢中 - 浦辺粂子の女優一代記

映画道中無我夢中 - 浦辺粂子の女優一代記

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  • サイズ B6判/ページ数 194p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309004129
  • NDC分類 778.21

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

駄目男

5
浦辺粂子と言っても平成生まれの人は知らない人も多かろう。活動写真の黎明期のことは詳しくないのだが、大正期、時代劇を旧劇、現代劇を新派と言っていた。女優という職業がまだなかった時代、松井須磨子の活躍に刺激され、活動写真にも女優をという機運が高まり浦辺粂子は大正12年の夏から女優人生が始まり、日活の旧劇女優第二号というから凄い。この本は粂子、82歳の著書で奥付を見ると初版が1985年8月20日とある。それから4年後の10月25日、独り暮らしだった粂子を襲った不慮の事故。本当に痛ましい最期で悲痛な思いがする。2018/01/10

あいか

0
浦辺粂子さんの一代記なのだけど、ほぼ日本映画の歴史と重なっている。活動写真からトーキー、映画黄金時代、そして黄金時代の終焉まで。撮影風景や監督の個性も語られていて、ここに書かれている映画を色々見たくなる。ギャンブルでいつもスッカラカンって、すごいな。でも最後には女優のプライドを感じる。2012/04/23

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