内容説明
顎関節症治療の診断に必要な咬合分析は、この十数年来めざましい発展を遂げてきています。そのため、かつては複雑でよくわからないとされていた顎関節症は、その病態が解明されてきています。本書は、咬合理論の顎関節症治療に関与する部分を抽出し、イラストを用いわかりやすく解説しました。
目次
はじめに
顎関節
不正咬合とは
不正咬合の原因
機能的不正咬合に起因する疾患
顎関節症
咬合理論
顎関節症の診察
顎関節症の診断・治療の手順
咬合調整の実際
治療効果の得られる顎関節症
治療効果が得られにくい顎関節症
難治性顎関節症
その他の顎関節症治療
日本の顎関節症治療の現状
著者等紹介
武田泰典[タケダヤスノリ]
岩手医科大学歯学部口腔病理学講座教授
外川正[ソトカワタダシ]
1947年(昭和22年)北海道生まれ。1973年岩手医科大学歯学部卒業。同年病院歯科勤務。1977年同歯科退職、岩手医科大学補綴学講座助手。1980年同講座退職、盛岡市にて開業。開業の傍ら、口腔微生物学講座所属、研究活動開始。所属した学会、岩手歯学会、日本保存歯科学会、日本歯内療法学会、日本スポーツ歯科医学会、日本補綴歯科学会。現在、日本補綴歯科学会指導医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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