出版社内容情報
《内容》 本書の特徴
1）整形外科領域で頻繁に作成する12種類の診断書作成要領を解説し，その記載凡例46例を掲載した。
2）前記12種類の診断書のほか，関連した意見書，診断書，指導書の記載凡例を掲載した。
3）12種類の意見書，指示書，診断書の作成支援ソフト（CD-ROM）を添付した。
＜付「診断書作成支援ソフト」（CD-ROM）について＞
１．将来の診断書電子化に向け診断書作成支援ソフトを添付した。
２．ファイルメーカーをデータベースソフトとして作成。診断記入，プリントアウトそしてレコードの保存ができる。
３．診断書中の図の記入については手書きとなりますのでご注意下さい。
４．OSはWindows，Macのハイブリッド版。
《目次》
第I部－総 論
診断書作成の意義／日常よくみる診断書の種類／本マニュアル刊行の目的／支援ソフトに関わる問題と現状
第II部－A. 診断書の解説と記載凡例
介護保険主治医意見書／訪問看護指示書／身体障害者手帳診断書／補装具交付（修理）意見書／国民年金・厚生年金障害診断書／労働者災害補償保険診断書／自動車損害賠償責任保険診断書／生命保険会社診断書（入院証明書）
第III部－B. 診断書記載凡例のみ
補装具交付（修理）意見書／労働者災害補償保険－障害の状態に関する診断書／傷病手当－通勤災害用／医療要否意見書（生保）／生命保険会社診断書－障害診断書兼入院証明書／特定疾患診断書／その他（居宅療養管理指導書）
●支援ソフトの使い方
付．CD-ROM版
＜「診断書作成支援ソフト」により作成できる診断書＞
・介護保険主治医意見書
・訪問看護指示書
・身体障害者手帳診断書【肢体不自由用】
・身体障害者手帳診断書【脳性麻痺－脳原性】
・補装具交付（修理）意見書【（義肢装具）成人用】
・補装具交付（修理）意見書【（義肢装具）小児用】
・補装具交付（修理）意見書【車いす用】
・国民年金・厚生年金障害診断書
・労働者災害補償保険診断書
・自動車損害賠償責任保険診断書【経過診断書】
・自動車損害賠償責任保険診断書【後遺障害診断書】
・生命保険会社診断書【入院証明書】
＜CD-ROM中に収録したその他のデータ＞
１．「診断書作成支援ソフト」に掲載した12種類46例の凡例にその他の12例の凡例を加えた58凡例を，「全凡例集」としてPDFファイルで掲載した。検索用として使用できる。
２．参考資料として，身体障害認定基準，労災障害等級表，後遺障害等級表を掲載した。
３．「支援ソフトの使い方」を図解入りで掲載した（書籍にも掲載）。
内容説明
本書は、身体障害者手帳用の診断書に限らず、介護保険、補装具交付、年金障害、労災補償、自動車損害補償保険などの整形外科医が関わる各種診断書の作成のためのガイドである。様式化された意見書、診断書の作成は、障害の判定や処遇に必要なものではあるが、その作成は煩雑な面もあり、臨床に追われる多忙な医師には、大きな負担になっていたといわざるを得ない。本書は、整形外科に関連する意見書、診断書の記載の仕方が実に分かりやすく解説されており、整形外科医にとって実に有り難いガイドブックである。本書の大きな特徴は、進んだコンピュータ技術を取り入れたＣＤ‐ＲＯＭによる診断書作成支援ソフトが付けられていることである。これは、コンピュータに手慣れた人達にはきわめて便利なものである。特に、頻回に求められる意見書や診断書の作成には能率的と思われる。
目次
第１部 総論（診断書作成の意義；日常よくみる診断書の種類；本マニュアル刊行の目的 ほか）
第２部‐Ａ 診断書の解説と記載凡例（介護保険主治医意見書；訪問看護指示書；身体障害者手帳診断書 ほか）
第２部‐Ｂ 診断書記載凡例のみ（補装具交付（修理）意見書
労働者災害補償保険―障害の状態に関する診断書
傷病手当―通勤災害用 ほか）
