出版社内容情報
《内容》 近年,人々のQOLの向上を求める欲求が高まり,それは職場という環境に対しても例外ではない。そのような時代背景のなか,米国で本書が出版された。作業や仕事が生体にどのような機能的・器質的障害を惹起するのかという視点から体系的にまとめられている本書は,米国内に大きな反響を巻き起こした。日本整形外科学会産業医委員会ではこのような点に着目し,本書の翻訳に踏み切った。 《目次》 序 論背景/筋骨格系障害への関与の枠組み証拠の実態因果関係を判定する基準/身体的負荷に対する軟部組織の反応/仕事の要素と生体力学/身体的要素が筋骨格系障害を引き起こすという疫学的証拠/生体力学に関するもの以外の要素が筋骨格系障害を起こす可能性もあるという疫学的証拠/個人的要素/組織的社会的要素/対策/これからの研究Robert Livingston議員からの7つの質問結 論文 献付 録A付 録B