内容説明
本書は『大腸癌治療ガイドライン』を上手に活用するためのガイドブックであり、ガイドラインを診療に生かすためのエビデンス集である。病期分類や治療方針から術後検診やがん検診まで12項目に分け、日本の指針・米国の標準・英国の証拠・海外の教科書・世界の論文という5つの視点から最新情報を満載している。論文は総説・症例研究・臨床試験・メタ分析に分けてデータを列挙し、結論には原文も添えた。欧米の推奨や教科書の文章は日本語で集約し、論文の結語もゴシック体で示した。
目次
1 病期分類
2 治療方針
3 切除範囲
4 郭清範囲
5 補助化学療法
6 併用化学療法
7 補助照射療法
8 化学照射療法
9 内視鏡治療
10 腹腔鏡手術
11 術後検診
12 がん検診
著者等紹介
安達洋祐[アダチヨウスケ]
昭和33年に大分市に生まれる。昭和58年に九州大学医学部を卒業し、九州大学第二外科に入局。平成8年に大分医科大学第一外科に赴任し、講師・助教授を経て、平成15年に岐阜大学腫瘍外科教授に就任。日本外科学会評議員、日本消化器外科学会評議員、大腸癌研究会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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