出版社内容情報
《内容》 今改訂では図を改訂,追加しただけでなく,Q&Aを追加,文字を大きくして読みやすくした。文章は全体にわたり,加筆・訂正を行い,より充実した内容にした。
目次
1 はじめに
2 この一般用ガイドラインの使い方
3 ガイドラインを理解するための基礎知識(胃とはどんな臓器でしょう;胃がんとはどんな病気でしょう;胃がんの広がり方(胃の壁を深く広がる;転移(飛び火)する)
深さと転移で決まる胃がんの進み具合(病気、ステージ))
4 ガイドラインの解説(胃がんの進み具合(病期)に応じた治療法
臨床研究とは
胃がん治療法決定までの流れ(フローチャート) ほか)
5 資料編 Q&A(質問形式)を中心として(胃がんの種類;胃がんのステージとは?;胃がんの内視鏡治療 ほか)
6 おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
里季
57
手術後まもなく読んだこの本をもう一度復習の意味で読んでみた。今術後9カ月余り、食事もまあまあ入るようになり、少々のダンピング症状もあって当然と思えるようにもなってきた。ところが最初の慎重さがなくなって最近調子を崩すことが多くなり、何がいけないんだろう?ともう一度基本に立ち返ってみたのである。①一度に食べる量が多い②早食い③不規則な生活④運動不足・・・あまり神経質になるのもいけないが横着も戒めねばと思った。ところで、2014年に改訂されたガイドラインの一般用は出版されないのだろうか?2016/08/23
里季
46
病院図書室で借りる。この病気になっていろんな本や小冊子に目を通したが、日本胃癌学会編集の、この本が一番分かりやすく役に立った。すごく分かりやすく、主治医に質問するときの予習にも大変便利である。たった70ページの中で、専門的医学的な説明を手抜きせず盛り込まれてもいる。ただ、2004年改訂なので、最新版のも読みたかったが、Amazonで調べてみると、最新版は医師用のものしかなくて残念だった。もし新たに出たら購入したいと思う。2015/11/20