出版社内容情報
《内容》 本ガイドラインは食道癌治療に携わる先生方の治療上の参考に供すると共に患者さんに適切な治療が行われることを願い刊行された。これまでの臨床的研究に基づいた多くの豊富な文献を解析して,現時点で適切と判断した標準的治療法を提示している。
《目次》
■食道癌治療ガイドライン作成にあたり
■本ガイドラインについて
目的/責任/作成の基本方針/治療法の選択と患者の同意
■内視鏡的粘膜切除術(EMR)
方法/適応/切除標本の取扱い,治療の完全性の評価法/治療後の経過観察
■外科治療
頸部食道癌に対する手術
胸部食道癌に対する手術
腹部食道癌に対する手術
その他の治療法
非開胸食道切除・再建術/体腔鏡を用いた食道切除・再建術/切除不能症例に対する治療法
■術前補助療法
術前化学療法/術前化学放射線療法
■術後補助療法
術後化学療法/術後放射線療法
■化学療法
術後化学療法/術後放射線療法
■放射線療法
根治的放射線療法
適応/外部照射/腔内照射
症状緩和のための放射線療法
■化学放射線療法
■再発食道癌の治療
■参考文献
(表)食道癌の進行度と治療方法の選択 (附1)占居部位(附2)壁深達度 (附3)所属リンパ節名 (附4)占居部位別リンパ節群分類 (附5)進行度 (附6)TNM分類 (附7)リンパ節郭清術