出版社内容情報
《内容》 患者の病態に合った適正な治療法の適応を示すことで治療の施設間差を減少させ、無駄な治療を廃し、安全性と治療成績の向上を図ることを目的とした指針である。医療者と患者の相互理解にも役立つ。 《目次》 ★ガイドライン総論●胃癌治療ガイドラインの目的と対象●ガイドラインに対する学会の責任●ガイドライン作成の基本方針と構成●ガイドラインの作成と改訂手順●ガイドラインの公開と利用の仕方★ガイドライン各論●進行度別に見た治療法の選択●胃癌の治療法の種類とその適応内視鏡的粘膜切除法(Endoscopic mucosal resec-tion:EMR)/縮小手術/定型手術(胃2/3以上切除+D2郭清)/拡大手術/非治癒手術(減量手術,姑息手術)/化学療法/術後補助化学療法/術前化学療法(Neoadjuvant chemotherapy)/免疫療法,免疫化学療法/放射線療法/温熱化学療法/レーザー治療/緩和ケア★資料編EMRの方法/EMRの適応決定/EMRに関するアンケート調査結果/EMR後の遺残腫瘍に対するレーザー治療/SM癌に対するEMRの適応/縮小手術の適応決定資料/縮小手術の適応と効用/リンパ節郭清/定型手術後の生存率/進行胃癌に対する化学療法/術後補助化学療法/免疫化学療法/術中放射線療法/レーザー治療