内容説明
イケてない!効かない!意味がない!そんなあるある処方せんに鬼ダメ出し。コモンへの薬の使いかたをオニマツがまとめて解決!
目次
1日目 頭痛の処方せんをぶった斬り―コモンなめんな!
2日目 めまいの処方せんをぶった斬り―ダメ処方せんは、ダメ診療
3日目 咳の処方せんをぶった斬り―どこがスマートやねん!
4日目 消化器症状の処方せんをぶった斬り―腹痛、嘔吐・嘔気、下痢、便秘とか全部まとめて解決!
5日目 疼痛の処方せんをぶった斬り―痛みの処方せんは、イタくなりがち
6日目 不眠の処方せんをぶった斬り―もう正しいだけの時代は終わった
7日目 ポリファーマシーな処方せんをぶった斬り―医師と薬剤師、お互い関われよっ
著者等紹介
國松淳和[クニマツジュンワ]
2003年日本医科大学卒業。同年日本医科大学付属病院初期研修。2005年国立国際医療研究センター病院膠原病科。2008年国立国際医療研究センター国府台病院内科(一般内科・リウマチ科)。2011年国立国際医療研究センター病院総合診療科。2018年医療法人社団永生会南多摩病院総合内科・膠原病内科医長。2020年医療法人社団永生会南多摩病院総合内科・膠原病内科部長。資格・所属学会:日本内科学会総合内科専門医、日本リウマチ学会リウマチ専門医、米国内科学会正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kitten
11
長い事貸してた本が返ってきたので、再読。最近、國松先生のYouTubeを聴いてるので、あ、ここのことか、と確認できる。久々に読むと、これかなりめちゃくちゃ言ってるな。できれば、薬は一般名で書いて欲しいかな。あと、最近の薬はどうなんだろ、とか気になる。面白いから、他の人にすすめたい。2024/10/26
kitten
11
新患で購入。国松先生のダメ処方せん解説本。私(薬剤師)の目から見てもおかしい処方もあったが、そうか、ここがおかしいのか、と思うところもチラホラ。オニマツ先生が勢いに任せてぶった斬るところが非常に面白いけど、そこまで言っていいんかな。医師と薬剤師のゲーム理論が面白かった。お互いに関わった方がいいはずなんだけど。ダメ処方せんに、薬剤師の立場からどう関わるかは非常に難しい。在宅医療くらい近ければいいんだけど、そうでないと疑義照会にも気をつかうし。とりあえず、知り合いの薬剤師みんなに読ませたいな。2021/05/07
Iwata Kentaro
9
献本御礼。お薬手帳を見ているとほんっとうにダメ処方せんは多い。レセプト審査は何をやっているのか。彼らもまた、本質ではなく、形質しか見ていないのではないか、と苦言を呈したくなる(呈している)。が、やっぱオニにぶった切ってもらうほうが効果的みたい。必読。あと、自分がぶった切られても仕方のないダメ処方をしていないか、反省する書でもある。反省。2021/04/30
Satoshi Hara
7
再読。頓服指導、前庭障害の身体診察、気道粘膜の過敏の捉え方と治療、消化器症状への漢方、鎮痛薬の使い方、不眠診療、ポリファーマシーに至るまでめっちゃ勉強になった。オニマツ様のセリフにまでアンダーラインを引くのは少し恥ずかしく感じたが、もう忘れんという気持ちを込めて。何度でも読み返す価値あり。2022/07/20
Asakura Arata
5
勉強になった。しかし処方内容を見ていると、結果的にポリファーマシーになりそうだな。レキソタンの特別の事情ってなんだろう。2023/06/30
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