内容説明
アッカーマンの知的空間へようこそ。「皮膚病理学の巨人」の理念をやさしく解きほぐす。思考と観察の本質に迫る対話集。
目次
診断病理学が目指すところはすべて、患者の診療である
歴史的視点の重要性
構造と機能の統合的理解
開かれた心、正確な観察、深遠な知識、批判的思考、そして合理的解釈
言葉の正確さ
皮膚病理組織学の修得には臨床皮膚科学の知識が欠かせない
臨床皮膚科学に熟達するには皮膚病理組織学の知識が欠かせない
一般病理学と皮膚病理学は一つの病理学である
病変の一生(時間的推移)
一つの疾患(病的過程)の多彩な表現
診断基準
錯覚と現実(錯誤と事実)
診断の手掛かり所見
パターン分析
パターン分析に基づく皮膚病理組織のアルゴリズム的診断法
病理組織学的瓜(うり)ふたつ
鑑別診断
診断の落とし穴
例外
神話学
常套句(陳腐な決まり文句)
正確な組織診断の手がかりとなる臨床側からの誤った合図(臨床の誤診)
特定の病理組織学的所見の臨床的意義
重要な所見か、否か?
統合概念
生検
最高の特殊染色
誤診を最小化する
有用な病理報告書の作成
診断法の限界
臨床情報・病歴の功罪
医事裁判における医療過誤告訴と言動の問題
個別性、想像力、そして独自性
懐疑、熟考、抵抗、責任、そして持続
(自分のことにではなく)課題に真剣に取り組む
「わかりません」と「間違えました」
倫理、礼儀、そして同僚関係
私、私自身、独り
共同と共有
教育(の語源と意味)について
高度専門職業はビジネス(事業)ではない
医学を統べる言葉
医学における魔法の言葉
別れの言葉
著者等紹介
斎田俊明[サイダトシアキ]
1971年東京大学医学部卒、埼玉県立がんセンター皮膚科医長、米国ボストンMGH/Harvard大学客員研究員、東京大学講師・助教授などを経て、1989年信州大学教授。日本皮膚悪性腫瘍学会理事長、国際ダーモスコピー学会理事などを歴任。2009年信州大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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