出版社内容情報
医療従事者が最初に知っておくべき知識が一通りわかるガイドAYA世代とは「15歳?30歳前後の思春期・若年成人」を指す。
小児期と成人期の間にあたるAYA世代の患者は「病気の治療が生殖機能に及ぼす影響」「晩期合併症」「通勤や通学に及ぼす影響」「多感な時期に病気に罹患することによるさまざまな精神的ストレスや将来への不安」などの問題を抱えている一方、サポート情報が少ない。
本書は医療従事者だけではなく、教育、就労支援など多方面の専門家が、治療や妊孕性、メンタルケア、経済問題、教育、栄養、コミュニケーションなど幅広く論じた。
厚生労働省科学研究費補助金がん対策推進総合研究事業「総合的な思春期・若年成人(AYA)世代のがん対策のあり方に関する研究」班[コウセイロウドウショウカガクケンキュウヒホジョキンガンタイサクソウゴウケンキュウジギョウソウゴウテキナシシュンキジャクネンセイジンセダイノガンタイサクノアリカタニカンスルケンキュウハン]
編集
内容説明
「現場課題の可視化と解決のヒント」「AYA世代の主体性を支える」「医療従事者とご家族、多職種との連携」。治療、暮らし、就学、就労、心理・精神ケア、遺伝、性と妊孕性、家族支援、緩和ケア、リハビリなどがわかる。
目次
総論(AYAがんの特徴;AYAがんの診療実態;AYA世代の特徴;AYAがん患者のニーズ;AYA患者支援におけるチーム医療 ほか)
各論(心理・精神面;就学;就労;リハビリテーションと身体活動;食行動と栄養 ほか)