内容説明
土木の歴史は、渦中にいて時代をリードした人物を切りはなしては論じられない。前半は、明治以降に輩出した気概に満ちた諸先輩の生きざまを、年代を追ってエピソードなどを含め随想風に紹介。人物事典では、日本の近代土木を支えた先駆者520人の経歴と業績を紹介。分野別に人物を生誕年順で配列。資料/人名索引(50音順索引、出身県別索引)。
目次
明治以降、日本の国土を築いた人々(井上勝―鉄道の父;古市公威―インフラ行政と工学の基礎を築く;沖野忠雄―河川の技術と行政の近代化を確立;岡崎文吉―自然主義;渡辺嘉一―フォース橋建設工事に参画 ほか)
土木人物事典(河川;港湾;鉄道;上下水道;橋梁 ほか)
著者等紹介
高橋裕[タカハシユタカ]
1927年静岡県生まれ。1950年東京大学第二工学部土木工学科卒業。1955年東京大学大学院(旧制)研究奨学生課程修了。1968年から1987年東京大学教授。1987年から1998年芝浦工業大学教授。2000年から2010年国際連合大学上席学術顧問。現在、東京大学名誉教授。河川審議会委員、水資源開発審議会会長、中央環境審議会委員、東京都総合開発審議会会長、ユネスコIHP政府間理事会政府代表、世界水会議理事など要職を歴任
藤井肇男[フジイハツオ]
1942年東京都生まれ。1967年早稲田大学第二政治経済学部政治学科卒業。1971年から2002年までは社団法人土木学会附属土木図書館に勤務し、戦前土木名著100書の選定などにも携わる。現在、土木資料探索舎主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 道祖神信仰史の研究