目次
第1部 バルツァー論文の発見
第2部 バルツァー論文「東京の高架鉄道」(路線の設定;架道橋に用いる鉄製構造物;陸橋(アーチ橋)の構造
駅施設)
第3部 東京駅を中心とした鉄道建設・改良の変遷―バルツァー以前・以後(江戸の街づくりと丸の内の形成;鉄道の創設とお雇い外国人の協力;東京周辺の鉄道建設;東京駅の誕生;東京駅開業後の変遷)
第4部 フランツ・バルツァーとその時代の鉄道人(バルツァーの写真があった;フランツ・バルツァー;ヘルマン・ルムシュッテル;岡田竹五郎;五つの工区着工と仙石貢;辰野金吾と名監督今村信夫;後藤新平と仙石貢;島安次郎;島の広軌実験の成功と一番電車の事故;古川阪次郎;那波光雄;国沢新兵衛;十河信二とポッターの論文;特別寄稿・祖父岡田竹五郎のこと)
第5部 この本が出るまでのいきさつ(この本が出版されるまでの物語;鉄道博物館と日本鉄道技術協会の旧事務所;東京のJR電車運転用の電気;マンモス駅『東京』)
著者等紹介
島秀雄[シマヒデオ]
明治34年生まれ。大正14年東京帝国大学工学部機械工学科卒業後、鉄道省に奉職。昭和24年国有鉄道理事工作局長として退任。昭和30年再び理事技師長となり、十河信二総裁のもとで東海道新幹線建設計画をはじめ、鉄道技術全般の発展についての指導を行った。昭和44年から52年まで宇宙開発事業団理事長。新幹線開発の指導者としての功績により、スペリー賞・ワット賞・朝日賞・毎日工業技術賞などを受賞。文化功労者顕彰を受け、勲一等瑞宝章を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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