内容説明
民営社会資本の形成を、我が国の民活事例の掘り起こしから展望。内需振興型の民活プロジェクト推進には、今、何が必要かを、具体例で示しながら説く。民間活力論の基本理念が学べる最適な啓蒙書。
目次
第1章 民活導入策の嚆矢
第2章 明治以降の官民分担の変遷と現状
第3章 官営論と民営論の相剋
第4章民間主導の巨大プロジェクト例
第5章 民営社会資本の経営実態
第6章 民間活力論の先駆者群像(高島嘉右衛門;安田善次郎;安川繁成;松田源五郎;藤田伝三郎;原六郎;浅野総一郎;今村清之助;田口卯吉;頼母木桂吉;堀内良平;小林一三;松永安左エ門;五島慶太;堤康次郎)
第7章 民営社会資本のケーススタディ(利根運河;若松築港;阪急電鉄;日本自動車道;東京高速道路;佐渡汽船)
第8章 現代の民間活力論の展開
終章 民営社会資本の評価と限界