出版社内容情報
多世界解釈的なものの見方・考え方を足がかりに
「『量子都市ガバナンス』とは、グローバル化/都市化のもとでの「開発と都市の未来」を展望した際に提案を試みた、量子力学の「多世界解釈」に根ざした新造語である。人々の暮らしにおいて観察され得る複数の状態/あり方のパラレル性を、量子力学的な重ね合わせ、もつれ合いのありようのようにとらえることから思索する。例示的に、何らかのありようを取り上げ、書き記すに段にあっても、その一状態/あり方以外を都合よくひとまず捨てるようなことはせず、共存している――汲み上げ尽くせていないことをも含めた――ありようを思い描き続ける。」(序論より)
【目次】
第1章 量子力学がもたらした視座を足がかりに
第2章 定住者が至当とする見方の再考から
第3章 インフォーマルな内なる制度の読み解きを糸口に
第4章 「都市」への眼差しの再検討をもとに
第5章 「ガバナンス」が問い直されるなかで
第6章 インド後期密教に関わりつながる考究から
試論 多世界解釈的な「量子都市ガバナンス」



