出版社内容情報
近代都市計画、市政学、環境教育の父の一人と称されるゲデス。
都市調査に基づいた都市・地域計画理論の進展に多大な影響を与え、市民参加のまちづくりの先駆けとなった1915年初版の古典的名著が改訂・復刻。
内容説明
近代都市計画、市政学、環境教育の父の一人と称されるゲデス。都市調査に基づいた都市・地域計画理論の進展に多大な影響を与え、市民参加のまちづくりの先駆けとなった一九一五年初版の古典的名著を改訂・復刻。
目次
都市の進化
人口地図とその意味
世界の諸都市と競争の幕開け
旧技術と新技術―二重の工業時代
新技術都市への道
人々の住まい
住宅供給運動
市民権を得るための旅行とその教訓
ドイツ都市計画の旅
ドイツ的組織化とその教訓
近年における住宅供給および都市計画の進展
都市計画と市民博覧会
都市計画の教育と市政学の必要性
都市の研究
都市の調査
自治体と政府による都市計画のための都市調査
都市の精神
都市改良の経済学
著者等紹介
ゲデス,パトリック[ゲデス,パトリック] [Geddes,Patrick]
1854‐1932。スコットランド・西アバディーンシャー、バラターに生まれ、南フランス・モンペリエで没する。近代都市計画、環境教育の父の一人、市政学を推し進めようとしたことなど、多面的な業績を有したと言われるが、それは時代が、社会が必要とした背景もある。32歳でアンナ・モートンと結婚、彼女がオクタヴィア・ヒロ女史とロンドンのスラム街で活動していたことから、社会における女性の役割、重要性に気づき重視するようになった
西村一朗[ニシムライチロウ]
1941年金沢市生まれ。1966年京都大学大学院(修士課程、建築学専攻)を修了、同年に豊田工業高専建築学科助手、講師。1970年京都大学工学部建築学科助手、1974年奈良女子大学家政学部住居学科助教授。1982~83年文部省在外研究員でLSE(ロンドン大学)に留学、1983年京都大学工学博士の学位取得。1986年奈良女子大学家政学部教授、1994年同大学生活環境学部教授、2002年同大学生活環境学部長、2005年奈良女子大学名誉教授。2005年平安女学院大学生活環境学部教授、2007年同大学生活福祉学部教授、2009年平安女学院大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。