出版社内容情報
近代以降の都市居住(都市住宅とハウジング)とアーバニズム(都市生活の質)との関係について、「ポシェ」、「余白」をキーワードに解説し、さらに現代を考察する画期的都市・建築論。
第1章 回想のポシェ
第2章 都市居住とアーバニズム
第3章 都市の余白とその諸相
小沢 明[オザワアキラ]
著・文・その他
内容説明
都市を如何にとらえるか。歴史都市から「地」と「図」の反転の関係が成り立つ近代都市へ。そして現代都市は?都市居住とアーバニズムの諸相を、「ポシェ」と「余白」をキーワードに読み解く画期的都市論。
目次
第1章 回想のポシェ(ポシェとエコール・デ・ボザール;「地」と「図」;ポシェと建築の読取り)
第2章 都市居住とアーバニズム―反転の諸相 「前面/背面」から「大地/天空」、そして「閉鎖/開放」(都市建築と住居;「反転」の五原則:住むための機械;近代ハウジングの始まり ほか)
第3章 都市の余白とその諸相(「余白」とは;人口減少社会と「余白」;都市の「余白」:王の広場 ほか)
著者等紹介
小沢明[オザワアキラ]
建築家、東北芸術工科大学名誉教授。1936年中国大連市生まれ。早稲田大学建築学科卒業、ハーバード大学大学院建築修士修了。セント・ジャクソン建築事務所、槇総合計画事務所を経て、小沢明建築研究室設立。工学院大学特別専任教授、ワシントン大学、カンサス大学客員教授歴任後、東北芸術工科大学教授・学長を務める。建築作品の「鶴岡アート・フォーラム」、「金山明安小学校」他でBCS賞、公共建築賞、東北建築賞、第一回横浜国際アーバン・デザイン設計競技最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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