内容説明
伝統的水利用空間の調査・計画・デザイン。「名水百選」に選ばれた水の町・郡上八幡。その水縁空間を継承・保全・活用する知恵。水空間を利用したポケットパーク、水浄化の仕組み、水と人の付き合い方…、“水を活用するまちづくりのヒント”がこの書につまっている。37年間に及ぶフィールドワークの経験と教訓を後世に伝える一冊。
目次
1章 水利用の知恵を保つ町
2章 八幡町域の地形構成と水空間
3章 水の恵みを生み出す「水利用形態」
4章 「水の町」再生に向けた提案、イベント、計画へ
5章 「水の力」を活用する「ポケットパーク」づくり
6章 「水の恵みを受けるまちづくり」の課題
著者等紹介
渡部一二[ワタベカズジ]
1938年北海道小樽市に生まれる。1963年前橋市立工業短期大学(現・前橋工科大学)卒業。1967年日本大学理工学部建築学科卒業。1967年内井昭蔵建築設計事務所に勤務。1972年東京芸術大学美術学部修士課程修了(建築学、環境設計専攻)。この間、国内およびインド、イタリア、スイス、フランス、アメリカ、中国の大都市の「水造形」調査、研究に歩く。1973年郡上八幡の水と出会う。1973年より多摩美術大学美術部、建築学科専任講師を経て、多摩美術大学名誉教授、水縁空間デザイン研究所代表、農学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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