感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
浅香山三郎
9
日本のニュータウンが1960年代後半以後作る際に、近隣住区論の考へ方が多く採用されてゐる。それで読んでみたのだが、アメリカの都市計画の実践による具体的な話が多く、それゆへ固有名詞等は頭に入らず飛ばし読みしてしまふ。しかし、人工的な都市の建設を通じて、健全な社会の実現が可能だつた(或いは、だとされた)時代の静かな情熱のやうなものは確かに感じられた。2017/07/25
そ吉
0
本書は郊外型住宅地開発のバイブル的な本であるが、肝は第12章近隣コミュニティにある。 新しい都市コミュニティに関する考察は100年後の現代にも生きるものである。 ★★★☆☆ 2021/01/22