内容説明
1975年、アレクザンダーはメキシコ政府の要請によって、カリフォルニア南国境近くのメキシカリの町に、一連の集合住宅を設計・建設した。この貴重な経験を通じて、アレグザンダーは、現代の住宅生産システムの中でも、パタンランゲージの精神と、その理論の枠の中で住宅建設が可能であることを証明したのである。この書は、メキシカリ住宅建設の記録とパタンランゲージによる建設プロセスの原理を具体化する方法の提案を明解にしている。また、氏は人々が手づくりで住宅をつくるときの設計・施工の方法を原理化することで、単純かつ格安で、住宅ができることを説いている。
目次
第1部 生産のシステム
第2部 メキシカリ・プロジェクト(アーキテクトビルダー;ビルダーズヤード;共有地の共同設計;住宅内部のレイアウト;一歩一歩の建設;コストコントロール;プロセスの人間的なリズム)
第3部 大規模な生産に向けて
第4部 パラダイムの転換
-
- 電子書籍
- 病室で念仏を唱えないでください(1) …