SD選書<br> 個室の計画学

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個室の計画学

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784306052673
  • NDC分類 527
  • Cコード C1352

出版社内容情報

2DKの幻想を打ち破る建築論。「個室群住居」を提唱し、生活の器としての「普通の家」を考究。近代の建築と住居を問い、建具や水まわりの文化を論じる。言説と技術と美意識の架橋をめざした稀代の建築家の設計思想。

内容説明

2DKの幻想を打ち破る建築論。「個室群住居」を提唱し、生活の器としての「普通の家」を考究。近代の建築と住居の意味を問い、建具や水まわりの文化を論じる。言説と芸術と美意識の厳密な架橋をめざした稀代の建築家の、設計理論と思想のエッセンス。

目次

第1章 個室の計画学(レキシコン個室群住居の基礎知識―概念と実体の厳密な架橋に、こだわり続けて“近代住宅”と“個室群住居”そして“SOHO”型ができるまで;都市を生きる―集まって棲まうということ)
第2章 住宅の逆説(生活、文化、技術。;技術思想としての工作;社会変化と水まわりの変遷―「家族」は「個族」、その水まわり)
第3章 日常へ。―2DKの意味、近代住居の内的構造(戦後住宅の変節;2DKの意味;私生活の館;私的生活の現実)
第4章 「普通の家」(建築の普通さへのノォト2;モダンデザインにおける匿名性原理の消長―窮乏日本が編み出したもうひとつの近代建築;社会派として)

著者等紹介

黒沢隆[クロサワタカシ]
建築家。1941年東京都生まれ。45年以後、神奈川県鎌倉に住む。日本大学理工学部卒業、同大学院博士課程在籍。芝浦工業大学、日本大学理工学部、同芸術学部、同生産工学部、東京藝術大学などで「近代建築史」「建築論」「住居論」などの講座と「設計製図」を担当。一九七〇年代から学外に黒沢隆研究室を開き、「ホシカワ・キュービクルズ」などの一連の個人用居住単位、「普通の家」シリーズなどの一連の戸建住宅、「コワン・キ・ソンヌ」などの一連の集合住宅、「早見芸術学園」などの一般建築を設計する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roughfractus02

10
戦後の住居単位となった2LDK住宅は、nLDKへと展開し、定型化、標準化、均質化が進む。そこには食と寝の分離、就寝空間の個別化、公私の分離という流れがあり、その背景には近代家族モデルの解体がある。本書は家族モデルから住居を構想する従来の考えに対し、個々人から住居を構築する「個室群住居」を提起する。高齢化に向かう社会に新たなコミュニティを構築するモデルとして個室を単位とすることは、一方で「個室住居群」がワンルームマンションのような孤立化の現状との差異を明示し、併用住宅へ向かうための試行錯誤が必要に思える。2025/08/20

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