内容説明
アーキテクトビルダー、職人、コストコントロール、ＣＭ方式…現代の住宅生産システムでパタン・ランゲージ理論を実証。半世紀にわたるアレグザンダー著作群の主要書、待望のＳＤ選書化。
目次
第１部 生産のシステム
第２部 メキシカリ・プロジェクト（アーキテクトビルダー；ビルダーズヤード；共有地の共同設計；住宅内部のレイアウト；一歩一歩の建設；コストコントロール；プロセスの人間的なリズム）
第３部 大規模な生産に向けて
第４部 パラダイムの転換
著者等紹介
アレグザンダー，クリストファー［アレグザンダー，クリストファー］ ［Ａｌｅｘａｎｄｅｒ，Ｃｈｒｉｓｔｏｐｈｅｒ］
１９３６年ウィーン生まれ。大工であり、職人であり、工務店経営者であり、建築家であり、絵描きであり、そして教師。１９６３‐２００２年までカリフォルニア大学バークレー校建築学科教授として勤務。現在、同校名誉教授
中埜博［ナカノヒロシ］
１９７３年早稲田大学理工学部建築学科卒業。１９７８年カリフォルニア大学バークレー校環境設計学部大学院卒業。現在、東京環境構造センター（合）代表。おもに建築、まちづくり施設企画、設計、実施に携わる。１９８２‐１９８５年、埼玉県入間市盈進学園東野高校建設工事、１９９３‐２００５年、早稲田大学芸術専門学校講師、１９９５年‐現在、タウンマネージャー（中心市街地商業活性化アドバイザー）を歴任（担当：草加市、北九州市、長野市その他）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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逆丸カツハ
23
本書を読んて、パターンランゲージは、実はパターンを組み合わせるということはあくまで方法であり優先度としては二の次で、その本質はユーザが建築家と同じ言語を使って共同で建物を作っていくという、民主的と言っても良いアプローチにあるのだと思った。パターンランゲージはツールではなく、単なるフレームワークでもなく、一つの民主的な環境づくりの試みであり、それはITの世界のオブジェクト指向やドメイン駆動にも言える話なのかもしれない。2024/08/06
momoi1523
1
パタンランゲージという言葉に関心を持ち読んでみた。確かにこんなふうに住宅や街が作られれば素敵だが、そうもいかないのが現代2024/05/18
